ジェネラルパーパス・テクノロジー 日本の停滞を打破する究極手段
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書名
ジェネラルパーパス・テクノロジー 日本の停滞を打破する究極手段
内容
日本が世界経済の中での地位を取り戻すためには、産業と企業組織の構造を大きく転換する必要がある。
21世紀型グローバリゼーションの進展とともに、アメリカではグーグルに象徴される未来型企業が活力を生みだし、インドやアイルランドはオフショアリングを受け、成長を続けている。なぜ日本だけがその流れから取り残されてしまったのか?その原因は、ITの本質を理解しない、日本的経営にある——。ITを単なる情報技術ではなく、GPT(産業横断的に使用され、経済活動に不連続的な大変化をもたらす汎用技術)としてとらえ、その活用ができていない日本の現状を憂い、低迷脱却のための意識改革を提言する。
著者
野口悠紀雄(のぐち・ゆきお)/遠藤諭(えんどう・さとし)
●野口悠紀雄(のぐち・ゆきお)
1940年東京都生まれ。東京大学卒業後、1964年大蔵省入省。1972年エール大学Ph.D.(経済学博士号)取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授などを経て、2005年4月より早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。主著に、『バブルの経済学』『戦後日本経済史』『円安バブル崩壊』などがある。

●遠藤諭(えんどう・さとし)
1956年新潟県長岡市生まれ。1985年株式会社アスキー入社。『月刊アスキー』編集長などを経て、2008年4月より株式会社アスキー・メディアワークス アスキー総合研究所所長。著書に『計算機屋かく戦えり』『遠藤諭の電脳術』など。
目次
はじめに

■第1章 ITは経済社会の基幹技術
1 世界経済構造の地殻変動
2 日本のIT事情を象徴する金融システム障害
3 ITはジェネラルパーパス・テクノロジー

■第2章 ITとは何か?
1 一九八〇年代〜九〇年代前半に起きたコンピュータ・システムの大変化
2 クライアント・サーバー型モデルとオープンシステム
3 新しい通信ネットワークと出会ってITが誕生した

■第3章 日本の情報システムはどうなっているか?
1 心臓部にあるレガシーシステム
2 銀行・政府・交通・小売り・製造業の現状
3 日本特有の課題がある

■第4章 日本の電子政府は「おもちゃ」
1 驚くべきレベルに達しているアメリカの電子政府
2 日本の電子政府は本当に「電子」の政府なのか?
3 電子政府に対する基本姿勢が間違っていないか?

■第5章 ITが経済社会の基本構造を変えた
1 ソ連型の計画経済から、アメリカ型の市場経済へ
2 恐竜型巨大組織から、動きの速い小組織へ
3 巨大企業による垂直分業から、専門化した企業群による水平分業へ
4 九〇年代以降の日米経済構造の大きな差

■第6章 未来への選択
1 グーグルから読みとる方向性
2 「次世代ネットワーク」が示す方向
3 グーグルとNTTの対比が意味するもの
書誌情報
野口悠紀雄、遠藤諭 著
定価:802円 (本体743円)
発売日:2008年7月11日
形態:新書 (192ページ)
ISBN:978-4-04-867240-5


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