ZFS
Amazon.co.jpで買う
詳細情報
ZFS
仮想化されたファイルシステムの徹底活用
長原宏治・佐藤通敏・今井悟志・加藤久慶
価格:3,024円 (本体2,800円)
発売日:2009年7月17日
形態:B5変 (240ページ)
付属品:CD-ROM1枚
ISBN:978-4-04-867654-0
内容
ディスクの追加・離脱に柔軟に追従し、RAID、スナップショットなどの機能が統合されたZFS。その先進的な概念から、本格的な業務に使える運用方法、技術資料までをまとめました。
担当編集者より
 コンピュータのさまざまな要素技術は、ハードウェアの物理的な制約から解放されて扱いやすくなるように「仮想化」されてきました。ZFSは、ストレージシステムの仮想化を一歩進めた近代的なファイルシステムです。
 ZFSを利用すると、ちょうどメモリを増設するような感覚で、運用中のシステムにディスクを追加することができます。また、RAIDやスナップショットなどの機能に加えて、代表的なファイル共有サービスとも密に連携しているのも、システム管理者には魅力でしょう。
 ZFSは、サン・マイクロシステムズ社によって開発されましたが、オープンソースソフトウェアとして公開されているので、FreeBSDやMac OS Xなどでも採用が進んでいます。
 本書では、ZFSの概念を解説したあとの最初の例として、付属のOpenSolaris 2009.06 Live CDを使用し、CIFS(Windowsファイル共有)ファイルサーバーの作成方法を紹介しています。また、iSCSIを介して他のシステムにZFSファイルシステムを供給する方法や、Linux HAクラスタやXenなどの仮想環境で利用する方法、大規模なバックアップシステムの実事例も取り上げました。
 データは日々増えるもの、ディスクはいつか壊れるもの。データの保管にココロをくだいているみなさん、本書でストレージシステムの次のステージへどうぞ!
目次
ファイルシステムの次の20年をつかむ

1章 ZFSとはなにか?
1.1 ファイルシステム仮想化への道のり
1.2 ZFSの特徴
1.3 ストレージプールとファイルシステム
1.4 新しいACL

2章 家庭向けファイルサーバーを作る
2.1 ファイルサーバーの全体像
2.2 OpenSolarisをインストールする
2.3 共有ファイルシステムを用意する
2.4 Windowsクライアントを設定する
2.5 スナップショットを使用したバックアップと復元

3章 目的別コマンド活用ガイド
3.1 ストレージプールの操作
  ミラー化されたストレージプールを作成するには
  RAID Z化されたストレージプールを作成するには
  ストレージプールにドライブを追加するには
  ホットスワップ用のドライブを追加するには
  空き容量を確認するには
  動作の統計情報を表示させるには
  エラーの有無やストレージプールの構成を確認するには
  強制的にデータをチェックするには
  異常状態のドライブを交換するには
  別のシステムにストレージを接続するには
3.2 ファイルシステムの操作
  ファイルシステムを作成するには
  プロパティを設定するには
  ファイルシステムを利用可能とするには
  消費容量を制限するには
  スナップショットを作成するには
  スナップショットを参照するには
  スナップショット作成時の状態にロールバックするには
  スナップショットを破棄するには
  クローンを作成するには
  ファイルシステムの内容をクローンで置き換えるには
  ファイルシステムをNFSで公開するには
  iSCSIでエクスポートするには
  CIFSでエクスポートするには
  スナップショットをストリームにまとめる
  ZFSストリームを取り込むには
  スナップショットの差分転送を行う
3.3 オートスナップショットとタイムスライダー

4章 より進んだ構成方法
4.1 サーバー2台のデータをレプリケーション
4.2 iSCSIを介してLinuxから利用する
4.3 iSCSIボリュームの応用的な使い方
4.4 HAクラスタ向けの共有ディスクを提供する
4.5 仮想化環境で利用する

5章 大規模な運用事例
5.1 大規模ファイルサーバーをバックアップする
5.2 データサーバー2台の遠隔ミラーリング

6章 ZFS Internal
6.1 ZFSソフトウェアスタックの概観
6.2 入出力要求からファイルが書き込まれるまで
6.3 ストレージプールのデータ構造

7章 OpenSolaris特有の管理ツール
7.1 IPSを使用したパッケージ管理
7.2 RBACによるユーザー管理
7.3 NWAMを使ったネットワークへの接続設定
7.4 サービスの管理とSMF

付録A Amandaを使ったバックアップ
索引


戻る
©KADOKAWA CORPORATION 2014