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「農業」という生き方
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書名
「農業」という生き方
ど素人からの就農入門
ジャンル
食生活/人文、思想、教育/経済/ビジネス、政治、経済
内容
コネゼロでもOK 「就農」を成功させるための秘訣とは何なのか? 就農希望者必見!
これからの産業として、新しい働き方として再び脚光を浴びる農業。いちご農家、酪農家、有機野菜農家など一般サラリーマンから農業に身を投じた8つの詳細な事例から、転職先としての農業のリアルな実態をレポート。
著者
永峰英太郎
1969年東京生まれ。明治大学経済学部卒。業界紙・夕刊紙記者、出版社勤務を経て、フリー。企業ルポ、ビジネスマンやスポーツマン、タレントなどの人物ルポを得意とする。著書に『日本の職人技』(アスキー新書)、主な編著・編集協力に『失業生活幸福化計画』(永岡書店)、『“食の安全”はどこまで信用できるのか』(アスキー新書)など。
担当編集者より
 これからの産業として、また新しい働き方として、再び脚光を浴びる農業。いちご農家、酪農家、有機野菜農家、米農家、茶農家・・・・・・。一般サラリーマンから農業に身を投じた彼らの悩みや努力のポイントはどこだったのか? どこに幸福を見出しているのか?
 豊富な事例と取材から浮かび上がってきた現代農業の“現実”。
 これから「就農」しようと考えてる人、必見の一冊です!
これもオススメ
日本の職人技 松井のバット、藍ちゃんのゴルフクラブをつくる男たち
“食の安全”はどこまで信用できるのか 現場から見た品質管理の真実
目次
はじめに

第一章  独立までの3つのパターン

“初めの一歩”は「農家」「研修施設」「農業生産法人」/研修先は「新・農業人フェア」で探す/「農業=儲かるビジネス」と捉えるかどうか/教えてもらえるスタンスではスキルは積めない

その1 自治体の支援制度を使い「農家」で研修
ミニトマト農家・西山稔さん
敷居の低さで選んだミニトマト栽培/研修期間を戦略を持って過ごす/国の就農支援資金を活用/JAの部会は頼りになる存在

その2 自治体の支援制度を使い「研修施設」で研修
酪農家・黒木圭太さん
自分のやりたいことを見つめた/新・農業人フェアに参加/研修牧場での作業は、初めて体験することばかり/まず基本を徹底的に覚えていく/応用力は独立後に身に付ける/育て方次第で乳価に大きな差/1日2回の搾乳が365日続く

その3 「農業生産法人」で修行し、独立

レタス・キャベツ農家・松田宗行さん
スケジュールに沿って一定量を作る/妻から出された就農の条件は「独立する強い意志」
給料がもらえる研修先を探す/農場長の下で基本を習得/3年の助走期間を終え、農場長に/野菜作りのスタイルは農場長が決める/社長から独立の許可をもらう/最初に独立した研修生という自負


第二章 ケース別・それぞれの農業スタイル

その1 数々の挫折を乗り越え“味で勝負するイチゴ栽培”に行きつく
イチゴ農家・吉田潤さん
苗の水やりに1日5時間/味にこだわり、直売で成功する/研修先は詐欺農家!/観光農園でチャンスを得る/農地が増やせず最初の土地を転居/4年後、事故で売上げ大幅ダウン/ニーズのある商品でなければ生き残れない/プレッシャーで体重は10キロ減った/自己評価は65点。足りない点は「わからない」

その2  “無農薬の佐渡産コシヒカリ”を通じて、限界集落を救いたい!
米農家・津田政明さん
ホームレスを農業で支援する活動へ/山梨県で開始した活動は失敗/「米作りがしたい」思いが受け入れられる/周辺農家の手厚い指導で1年目は大成功/JAや農業委員会も強力バックアップ/美味しい米作りのため、天日干しを採用/ホームレスに限らず、農業したい人を支援/「佐渡モデル」で限界集落を救うのが目標

その3 “ノンブレンドの宇治茶”をインターネットを通じて販売
茶農家・喜多章浩さん
アルバイト先の農家に感銘を受ける/友人と一緒に茶農家の道に/1から10まで自分の力で作りたい!/ノンブレンド茶はネット通販が最適/直販だからこそ、農協とも密接に付き合う/有機無農薬は「味が落ちる」/儲けるより、楽しく美味しいお茶を作り続けたい

その4 “少量多品目の無農薬野菜”で、最強の農家を目指す
有機野菜農家・関谷航太さん
少量多品目には理由がある/お客さんの満足は品質でしか得られない/きっかけは海外の農業実習から/「有機農家は食べていけない」のは本当か?/研修で「商売のさじ加減」を学ぶ/早く独立したほうがスキルは積める/農地探しは地域農家の先輩が助けてくれた/「農業は毎年1年生」は大きな間違い

その5 企業の中に身を置き、農業の可能性を追求する
ワタミファーム・細谷さん
ファームのニーズから生産出荷計画を立てる/「自分は農作業しない」理由とは/社長の姿勢に共感し、入社を決意/「最大の売上げ、最小の必要経費」の実現が使命/ファームではマネジメントスキルが必須/企業だからこそ取り組めることも多い


第三章 新規就農者の視点で見た「日本の農業の実情」

その1 「農地を借りるのが難しい」本当の理由とは?
農地そのものが見つからないという実情/畑を手放さない理由は「転用期待」だけではない/自治体の研修制度でも農地の確保は確実ではない

その2 何を基準に作目を決めるか?
「好きな作目」を経営的な視点で検証する/収穫までの期間、作目数などで収益が変わる

その3 「有機農業は食べていけない」は本当か?
有機農家が多く実践するネット直販/地域との信頼関係を作ることがより重要/実は不人気な「有機JAS認証」

その4 農協経由の販売はもう古い?
メリットは補助金が受けやすいこと/農産物直売所は価格競争が激しい側面も/ネット通販は実は難しい!/多く聞かれた「農協は協力的」の声

その5 儲かる農業のキーワードは「差別化」にあり
加工品に取り組む農家たち/マスコミを活用し、競合との差別化を図る

その6 独立には莫大な自己資金が必要?
自己資金がない人も多いのが現実/住居や農地は破格的に安い


終章 「農業という生き方」の挫折と新潮流

新規就農者が挫折する理由とは/田舎暮らしがしたくて農業へ/生半可な気持ちでは厳しさに耐えられない/十分な給料でも挫折者は絶えない現実/農業の敷居を低くする取り組みも出てきた/「土づくり」が重要というセレンの考え/新規就農者でもレベルの高い農業ができる/旧態依然の修行が正しいのか/「市民農園」で農業は学べるのか

おわりに
書誌情報
永峰英太郎 著
定価:780円 (本体743円)
発売日:2009/11/10
形態:新書 (224ページ)
ISBN:978-4-04-868048-6


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