エネルギーの未来 宇宙太陽光発電
Amazon.co.jpで買う
書名
エネルギーの未来 宇宙太陽光発電
宇宙の電気を家庭まで
内容
超巨大な太陽光発電所を宇宙に浮かべて地球に送電。
政府も基本計画に盛込んだエネルギーの未来像を説く。
宇宙の電気を家庭へ! 脱原発、環境にも優しい宇宙太陽光発電。すでに始動しているこの壮大なプロジェクトをどうやって成功に導くのか? 日本の未来技術を第一線の研究者が興味深く語る。
著者
高野忠

1945年茨城県生まれ。

JAXA宇宙科学研究本部名誉教授・日本大学・理工学部教授

・工学博士。

太陽発電衛星研究会元代表幹事。

東京大学大学院博士課程(電子工学)修了後、

電信電話公社電気通信研究所入社。

文部省宇宙科学研究所助教授、

カリフォルニア工科大学ジェット推進研究所文部省在外研究員を経て

宇宙科学研究所教授、東京大学大学院教授を併任。

定年退職後現職に至る。


担当編集者より

世界で始めて宇宙太陽光発電が提唱されたのが1968年。

その10年後NASAがソーラハウス85万軒分にも匹敵する

巨大太陽光発電衛星の構想を描きますが、費用の面から研究は中止。

しかし、日本では、その流れをくんで

新たなプロジェクトが立ち上がっていました。

あまりに壮大すぎて、荒唐無稽にも思えるこのプロジェクトですが、

基本技術はすでにあります。

それをどう発展させていくか?

乗り越えるべき課題は何か?

昨今のエネルギー問題で注目を浴びる宇宙太陽光発電の技術を、

その周辺の興味深い話とともに解説していきます。


目次

はじめに

      エネルギー問題を人類の歴史視点で考える

      エネルギー供給史の延長上にある宇宙太陽光発電



序 章 宇宙にはどんなエネルギー資源があるか?



第1章 SPSとはどんなものか?

   1.発明

      マイクロ波が人や生物に与える影響は?

   2.アメリカの究極SPS案

基本技術は確立。問題はどうやって運ぶか?

   3.日本のSPS

   4.最近の日本におけるSPSの政治的位置・大衆認知度



第2章 SPSがあると何ができるか?

   1.クリーンエネルギーを国産で

有史以来のエネルギー大国へ

      SPSの経済性を考える     

   2.宇宙活動も変わる

   3.外交だって切り札を持つ



第3章 SPS技術の現状、そして足りないものは何か?

   1.SPSシステムの構成と必要な技術  

   2.必要な基本技術



第4章 SPS周辺で突破口がいる分野は何か?

   1.超大型アンテナを輸送・組み立てる

   2.ロケットを安くする

   3.SPSを電力網とうまく繋ぐ

      スマートグリッドと再生可能エネルギー



第5章 今何をすべきか?

   1.技術

      故障の確率をどう見るか?

      非常事態対策

   2.経済性・社会受容性

      CO2負荷はどのくらいか?

   3.体制・組織

      国際会議における日本の位置  



第6章 SPSの意外な波及効果

      研究と開発の関係

      SPSが生むビジネス

      国際化と日本語



終 章 SPS実現への困難は、必ず乗り越えられる

     使い道を示して人を動かす

     2重3重の安全対策も視野に入れておく


書誌情報
高野忠 著
定価:823円 (本体762円)
発売日:2012年2月10日
形態:新書 (208ページ)
ISBN:978-4-04-870771-8


戻る
  • 正誤FAQ追加情報
©KADOKAWA CORPORATION 2013