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  MSDN Magazine 日本語版  
原編集長,MSDN Magazine日本語版復刊への想い
 
原哲哉(元MSDN Magazine日本語版編集長)
 
 MSDNのサービスが開始されて10周年を迎えた。そう言えば,かれこれ14年前の事である。Windows 3.0が米国で発表される'90年9月のその日,私は統合化ソフト「Microsoft Works日本語版」のドキュメント制作のために,マイクロソフトの新宿オフィスへと急いでいた。忘れもしない小田急線の本厚木駅でのことだ。創刊2号から購読していた「Microsoft Systems Journal」(通称「MSJ」,MSDN Magazineの前身。創刊号は持っていない)の英語版の最新号を,急行への乗り換えのために降りた駅のホームで読んでいた時,将来Windowsはスタンダードになるし,マイクロソフトは巨大になる。そして近い将来に私は,この雑誌の編集に携わることになるだろうと予感した。
その2年後の'92年,私はアスキーに入社してMSJを触り始め,MSDNMagazineの編集をライフワークと考えるようになる。
 「MSJ」の時代より一貫して編集方針は変わらず,その目指したものは,オペレーティングシステムはもちろんのこと,開発言語/ツール,アプリケーションの最新テクノロジーを網羅し,開発技術者/プログラマ,Windowsユーザーに対して,「Microsoft社が提供するすべての最新テクノロジーを分かりやすく解説し,プログラミングの理解を助ける総合的なガイドブックを提供する」ことにあった。広範囲の情報を,正確で分かり易く,かつ詳細に解説し,読者にマイクロソフトが提供するテクノロジーを利用する際の,最初の手掛かりを提供する最初のメディアとなるとともに,ほかのどのメディアよりも最新の情報を掲載するという編集方針で突き進んで来た(そして,どんな手を使っても最新情報を手に入れたし,私はそれで他社に負けたことは一度もない)。その内容の重厚さは,「分割払いで購入する開発者/プログラマ向けの百科事典」とまで言われ,各テクノロジーに精通した専門家が,マイクロソフトの開発スタッフと密接に連携した記事を執筆,並みのソフトウェアと優れたソフトウェアの書き方の違いが,明確に表現されていると言ってもいい。日本語版は,一度は休刊してしまったものの,当然のことながら復刊を狙っている(というより準備中だ)。その時には,編集方針を再検討する必要があるだろうが,おそらく変わらないと思う。それに私も,あの時とは何も変わっていない。
 

MSDN Magazine 日本語版復刊についてのアンケート

 





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